巻き爪矯正技術3TO(VHO)とは

深爪が原因の「陥入爪」や、内側へ異常に湾曲していく「巻き爪」で悩んでいる方が非常に多いにもかかわらず、あまり優れた治療方法がありませんでした。
「3TO(VHO)式矯正技術」は、爪が深く切り込んでいても施術可能で、施術当日から入浴、運動も可能です。
日常生活に支障がない優れた方法と言えるでしょう。
※日本では保険適用がないため自由診療となります。

ドイツ人講師からレクチャーを受け、ライセンスを取得した医師が施術します。

(1)専用のスチール鋼を爪の大きさに合わせて切り、爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させる。
(2)これを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定する。
(3)余分なワイヤーをカットした後、人工爪でワイヤーの固定部分をカバーする。
という手順で施術します。

爪の横に引っ掛けたワイヤーは、一見、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため痛みを感じることはなく、出血もしません。従って、麻酔の必要もありません。固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して約3ヵ月後に付け替えを行います。
これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。

巻き爪矯正技術3TO(VHO)の特徴

 

3TO(VHO)巻き爪矯正技術は、人間の自然治癒力を活かした方法であり、受けられる方にとって負担の少ない施術方法です。

個々の形状に合わせることができる高い調整力

3TO例

個々の巻き爪の形状や爪周囲の状況に合わせてワイヤーの長さやカーブ、張り具合をその場で素早く調整できるため、

1.型取りなどの手間や時間が必要なく、施術にかかる時間が短い。
2.個々の爪に最適な力加減で無理なく強力に矯正できる。

爪を痛めず、衛生的

3TO例

ワイヤーを皮下組織に刺すのではなく、爪に引っ掛ける(接着剤などを使わない)構造なので、爪・皮膚に損傷を与えない。
爪・皮膚への通気性が保たれる為、非常に衛生的。

経済的に自然な爪へ

3TO例

1.外科的手術ではないので経済的
2.極めて短時間で痛みが軽減(ワイヤーをかけた時点で巻きの圧力が激減するため痛みも軽減する)
3.ワイヤーをかけた状態で日常生活に支障がない
4.矯正完了後は自然で健康的な形状に
※巻き爪は日々の歩き方、靴の影響等により再発することがあります

3TO(VHO)式巻き爪矯正技術の由来

VHOとはメディカル・フスフレーガー、エルヴィラ・オストホルト氏によって1979年に創設したオートニクシー研究所で開発された巻き爪矯正技術につけられた名称です。重度の巻き爪の矯正法として、手術以外の選択肢=血を出さず、痛くない方法を開発してVHOと命名しました。Virtuose Human Orthonyxie の頭文字をとったもので、「熟練の技による人間的な巻き爪矯正法」というような意味です。Virtuose = 熟練した、名人、巨匠Human = 人間の、人間らしい、人道的なOrthonyxie = ギリシャ語でOrthos(まっすぐ)+Onyx(爪)これはスコットランド人歯科医ロス・フレーザー氏による造語です。3つのパーツからなるため、現在は3TOとも呼ばれています。

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